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高橋名人の冒険島III 【たかはしめいじんのぼうけんじますりー】 ジャンル アクション 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売元 ハドソン 開発元 ナウプロダクション 発売日 1992年8月7日 定価 5,800円 プレイ人数 1人 判定 良作 ポイント 今回は1年で早速新登場武器や恐竜たちも増えて順当進化難点も克服してより初心者にもやさしく 高橋名人関連作品シリーズ 概要 ストーリー 内容 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 高橋名人の冒険島III(GB) 概要(GB) 変更点(GB) 評価点(GB) 問題点(GB) 総評(GB) その後の展開(GB) 余談(GB) 概要 ハドソンの高橋名人を主役に据えたアクションゲーム『高橋名人の冒険島』のシリーズ作品でファミコンナンバリングでは3作目(他にハード違いでSFCの『大冒険島』PCEの『新冒険島』がある)。 前作『II』は『I』から5年という長い年月を隔てての登場となったが、本作は前作からわずか1年少々の1992年8月に登場している。 ゲーム性そのものは基本的に前作を踏襲して、発展させた順当な進化形。 ストーリー 高橋名人の活躍でキュラ大王やベルゼバフは倒され平和を取り戻したアドベンチャーアイランド。名人とティナはアイランドの仲間たちと幸せな毎日を過ごしていた。 そんなある日、アイランドに目を付けた宇宙人のUFOが現れてティナを連れさらい、アイランドの仲間たちに超科学光線を浴びせて自由に操れるようにしてしまい、彼らは敵になってしまった。 卵の中にいたためその影響を受けなかった恐竜の仲間たちと一緒に、名人はアドベンチャーアイランドの平和を取り戻すためUFOを追いかけていくのだった。 内容 根本的には前作のゲーム性を引き継いでいる。 前作の恐竜キャラは続投で登場しており、特性も同じ。 新しい仲間恐竜として「トリケ」が登場。 対応したカードのマークは「星印」。 攻撃はBボタンで回転し、それで体当りする。特殊能力は「砂漠ステージの流砂を沈まないで歩ける」。 名人自身のアクションとして『大冒険島』から「伏せ」が取り入れられた。 ただし、その状態からジャンプしても大ジャンプにはならない点が異なる。 前作や『大冒険島』では後ろへのスクロールもできたが、それができなくなり初代同様前方向に進むことしかできなくなった。 新しいボーナスステージとして「サーフィン」が登場。 全体マップの上にステージがあり、UFOに向かって進んでいくことになる。 UFOに追いつくとUFOは前作のように逃げていくが、その場にボスを置いていく。 ボス戦で負けたからと言って逃げていくことはないので、その前のステージをもう一度クリアして再戦できる。 ボスとのバトルでお助けの恐竜キャラがいる場合は乗ったまま戦うようになった(前作のゲームボーイ版では既にこの仕様に変更されている)。 高橋名人は基本的に6ステージ進むとUFO(ボス)のもとに辿り着くのだがワープルートを通ると4.5ステージ(レギュラーと共通の1・2(*1)ステージの後ワープ専用のA・Bステージを介して6ステージへ)でボスのもとに行くことができる。 ワープルートは2ステージ目に隠されており、隠し部屋を経由して行くことができる。 隠し部屋には様々なフルーツとアイテムがあり。中央に後述の新アイテム「ブルージュエル」(詳細は後述)が置いてある。 部屋に入った時ブルージュエルのある場所から始まれば取ることができるが、外から始まった場合は壁に阻まれて取ることができない。 新アイテムの追加。 時計 一定の間時間が止まる。その間敵は止まっており、触れてもミスにならない。踏んで足場にもできる。 ブルージュエル ひし形の宝石でストックが可能。 ステージ開始前に選択することで装備でき、敵の攻撃を一度だけ防いでくれる。これにより恐竜にも保険をかけられる。 上記の通り隠し部屋で入手できるが、それ以外にボーナスステージでパーフェクトを達成した場合にも1つ貰える。 水中で名人単独では少々鈍くなった。 これにより「ノッシー」の存在価値が上がった。 得点による1UPの他に取ったフルーツがカウントされており100個に達した時にも1UPする。 肉やミルクといったバイタリティー全回復アイテムはフルーツ10個分としてカウントされる。 コンティニュー時にアイテムが持ち越されるのが標準仕様となった。 それに伴いアイテムの「ハチスケ」がオミット。 ステージクリア後のボーナスゲーム「CHOOSE AN EGG」はオミット。 アイテムをくれるグレートノッシーは卵3つの中から選ぶ形になった。 地味にコレも『スーパーマリオブラザーズ3』の「キノピオの家」オマージュか? 前作FC版から取り入れられた特定のつまづき岩を壊して1UPが本作でも取り入れられている。 特に本作では恐竜キャラのみならず、名人自身のブーメランでも岩が壊せるためよりその機会が多い。 高橋名人自身の新武器「ブーメラン」。 『大冒険島』に取り入れられていたものとは少し仕様が異なりスピードが遅く連射はできないが威力が高く、つまづき岩なども破壊できる。何故か石オノではビクともしないのに… 上を押しながらで上に向かって投げることができるが、『大冒険島』のように下に向かって投げることはできない。 前作ではアイテムストックは最大9個ずつまでしかできなかったが、最大99個ずつストックできるようになった。 評価点 全般的に良質だったゲーム性が更に発展。 新武器「ブーメラン」や新アイテムや新恐竜キャラ「トリケ」といった新しい要素はいずれも個性があり、既存のどれとも被らない。 また「ブルージュエル」は一度だけ被弾に耐えられるというありきたりな効果ではあるが、それにより被弾時の恐竜キャラを維持できるなど工夫により有効活用できる。 ブーメランも石オノとそれぞれ棲み分けができているだけでなく、前作のように名人の武器が石オノのみでは既に装備しているとフラワーになってしまい「ストックがしにくい」といった難点も緩和されている。 ステージ構成もバリエーションが増えてより多彩になった。 しかもワープを介して進むルートと二面性を持たせたことも、反復プレイの楽しみ拡大に繋げている。 コンティニュー時のアイテム持越しがデフォルトになった。 前作もハチスケを取ればできたとはいえ、その発動方法がノーヒントで知らなければ意味のないアイテムだったことなど少々意地悪いところがあったが、それも解消。 開始ポイントがステージの〇-1からになったことで、これを利用して反復したアイテムストックもできる。 フルーツに新たな価値を付加。 これまでは単に「バイタリティの回復」というだけで満タン時は半ばムダになっていた一面もあったが100個集めれば1UPになるという事で、どんな場合でも取って損のないものになった。 また1UPの機会が増えたことで、より初心者へのハードルを下げている。 一応ハチスケのデフォルト化のおかげでゲームオーバーが恐くなくなったが、1ステージ目に戻されるとなると反復練習がしにくい難点もあるので、それが緩和されている。 賛否両論点 ボーナスステージ「サーフィン」はかなりの高難易度。 波から波へ飛び移らなければならず、飛び移れば即後ろに向かってブレーキをかけなければ落ちてしまうなど、どのタイミングもかなりシビアすぎる。クリアすれば便利な「ブルージュエル」が貰えるのである意味仕方ないのかもしれないが。 最初のステージから早くもこれが登場するので、反復して練習がしやすい。 またあくまでもボーナスステージであるためミスしても進行の弊害にはならないので致命的なことにはならないし、ちょっとのフルーツ回収程度ならさして苦もないので、これぐらい難しい方が上級者の手応えが持てるからいいとも取れる。 問題点 仕様変更により恐竜キャラの重要度が「赤チラノ」に偏ったバランスになった。 それというのも、隠し部屋に入るには「赤チラノ」の能力「溶岩や毒沼に入れる」を必要とし、他の恐竜ではそれができないのだ。 隠し部屋は「ブルージュエル」含めアイテムいっぱいで行くのと行かないのではその影響も小さくはない。 そのため、新キャラ「トリケ」含め他の恐竜キャラが相対的に価値が落ちている。 上記の「赤チラノ」偏重を抜きにしても「トリケ」の技「回転体当り」が少々コツをつかまないと使いにくい。 これまでの恐竜キャラはいずれも飛び道具攻撃だったが「回転して回っている間に体当り」というのはタイミングを逸するとやられてしまったりと手軽さがない。トリケ自身の強みや個性はあっても、どちらかといえばある程度慣れた者や上級者向きな一面がある。 特に名人自身の武器も含め飛び道具が使えないのが不便に感じられお荷物に思えてしまう一面もある。飛び道具系は名人自身も含めて隠れタンマゴを探る役割もあるため、それができないので初心者には扱いにくいキャラになっている。 回転中は無敵になるというわけではなく、回転の終わり際には隙が生じるので乱用は禁物。 特にボス戦との相性が悪い。前作のように無敵化して個別行動してくれれば有利だったのだが。 やっぱり内容はボリューミーなのでバッテリーバックアップは欲しかったところ。 前作を思えば難易度も多少落ちてクリアーしやすくなり、ボス戦負けの追跡もなくなったので、プレイ時間も短縮されたとはいえやっぱりボリュームはかなりのものだけに中断なしのブッ通しでないとクリアーできない仕様は少々不親切。 総評 個性豊かなキャラが増え新しいアクションも導入し、ステージはよりバリエーションに富んでおりアクションゲームとしての質の高さはほとんど文句のつけようがないほど。 また初心者に対するハードルの低さも変わらず、進化が災いして複雑すぎになるようなこともなく前作を飛ばして本作から入っても馴染めるバランスが維持されている点も良い。 前作は前々作の数々の難点を見事に克服し、それを抜きにしても充分すぎる進化を遂げ文句なしに良質なものとなったが、それに更に磨きがかかった。 その後の展開 前作同様翌年にゲームボーイでアレンジ移植版が発売された。 これも前作同様、オリジナル版から難易度が緩和されより遊びやすくなった(詳細は後述)。 ゲームボーイアドバンスのベストコレクションの第6弾『冒険島コレクション』(2006年1月19日発売)は本作を含めたファミコン発売の4作品全部が収録されている。 余談 グレートノッシーのプロフィールで体重が1992kgとなっているが、これは発売年の1992年に由来している。 後述のGB版は1993年なので、ここもしれっと1993kgになっているかと思いきや1992kgのまま。 ちなみに前作では元のノッシーのように腹這いのポーズだったが、本作では人間のように座り込んで腕(前足)を組んだグラフィックに変わっている。 高橋名人の冒険島III(GB) 【たかはしめいじんのぼうけんじますりー】 ジャンル アクション 対応機種 ゲームボーイ 発売元 ハドソン 開発元 ナウプロダクション 発売日 1993年2月26日 定価 3,800円 書換 ニンテンドウパワー2000年6月1日/1000円 F×2・B×0 プレイ人数 1人 判定 良作 ポイント GBになっても劣化感は少なく初心者にやさしいのは前作以上パスワードコンティニュー初搭載 高橋名人関連作品シリーズ 概要(GB) 1993年2月に発売された上記作品のゲームボーイへのアレンジ移植版。 前作同様オリジナル版の翌年初頭に発売され、根本的なゲーム性はそのままだが、若干アレンジがあり同時に難易度が少し下がったものになっているのも同じ。 本項目ではオリジナル版との相違点のみに絞って記述するものとする。 変更点(GB) 根本的なゲーム内容な上記の通りで、それをそのまま引き継いでいる。 マップ面はスゴロクのような形にモデルチェンジし、クリア済のステージはいつでも好きなだけやり直せる。 上記の通りワープルートを使ったものと、正規ルートがあるが、その両方を同時に進めることもできる。 オリジナル版ではゲームオーバーでコンティニューしなければ後戻りできなかったが何度でもチャレンジできる。もちろんアイテムもモリモリストックできる。 ステージをクリアー(ボスを撃破)すると同時に、その対象のエリアは正規ルート、ワープルート、どちらから来たとしてもその両方の全ステージを自由にプレイできるようになる。 パスワード(数字4つのみ)によるコンティニューを採用。 ゲームオーバー時に発行される。 この方法でコンティニューするとアイテムのストックは8種類すべて1つずつ持った状態で始まる。 それまでにガッポリ溜めていた人からすればガッカリかも知れないが、上記の後戻りして何度でもクリアできる仕様でストックしまくれば問題ない。 前作のゲームボーイ版同様、全体的に難易度は下がっている。 名人のジャンプ力がオリジナル版より高いのも前作同様。 敵の数も若干少なくなっている。 加えて上述の通りアイテムストックのしやすさも含めて初心者にだいぶ優しいシステムになっている。 隠し部屋の構造が変わっており、左から右へ一直線に進むようになった。 出口が2段構造になり、上がワープルート、下が元に戻る出口になった。 部屋に置かれたアイテムの数もグンと増えている。 「ブルージュエル」はスタート地点の下段に配置されており、下からスタートすれば入手でき、上からのスタートとなった場合、壁で閉ざされて取ることができない。 前作同様モノクロ表示の都合上「赤チラノ」が「黒チラノ」に、「青チラノ」が「白チラノ」に名前が変わっている。 評価点(GB) 前作同様、ゲームボーイになってもアクションの劣化はないに等しいほどで操作に関しては至ってスムーズ。 移植作にありがちな「動きが鈍くなったりするアクション性の劣化」というものが微塵も感じられず、ゲームボーイ作品のアクションゲームでは文句なしのクオリティを誇っている。 より初心者にやさしくなったシステム。 ゲームオーバーや意図的な自殺などをしなくてもクリア済ステージを何度もプレイでき、それによるアイテム回収も可能になるなど、より一層救済要素が増している。 またワープルートで入手できるアイテムも数がグンと増えて、上記反復プレイをすれば充分すぎるストックが可能。 クリアーすれば正規ルート、ワープルートを問わずいつでもプレイできたり、その両方を同時に進行できるなど自由度も高い。 パスワードにより中断が可能となった。 元々相当なボリュームなので、これができるようになっただけでも非常にありがたい機能である。 しかも数字のみの4字だけというのも、わざわざ紙にメモしなくても頭で記憶できるほどで持ち運んでお手軽にプレイするゲームボーイとも相性が良い。 アイテムこそ保存されず、すべて1つずつでスタートという均一条件ながら上記の通り前ステージに戻って回収可能なので、そこまで苦にならない。 前作ではBGMのみ劣化印象が強かったが、本作ではその劣化度合いも抑えられている。 ゲームボーイで出す以上多少の劣化は避けられないところではあるが、前作ほどピコピコな音ではない。 問題点(GB) 「バッテリーバックアップ」を除いてオリジナル版がほぼそのままでゲームボーイ版ならではの点は特にない。 総評(GB) ゲームボーイへの移植ながら前作同様にオリジナル版を多少簡略化しつつも、本作ではBGMまで再現度が高く非常に秀逸な形で移植できている。もちろんそれを抜きにしてもゲームボーイのアクションゲームとしては文句なしの高品質。 また前作同様難易度を落としたイージータイプとして独自の位置付けになっているだけでなく、マップ面の変更により好きなステージをとことんプレイしたりもできるようになるなどプレイの自由度が大幅にアップ。 さらにパスワード制ながら扱いやすいコンティニューを採用したことで、アクションゲーム初心者にはむしろ前作よりもオススメできるほどのシステムに生まれ変わっている。 その後の展開(GB) 1994年6月24日にファミコンに於けるシリーズ最終作『高橋名人の冒険島IV』を発売。 この作品はシリーズとしてのみならずファミコンの公式なソフトとしても最後の作品となった。 本作は前作をベースにグレードアップした形だが、この作品ではシステムもだいぶ様変わりしている。 余談(GB) 本シリーズはスーパーファミコン、ゲームボーイで2作品ずつ発売されているが「ニンテンドウパワー」の対象ソフトとして名を連ねたのは本作のみである。 「ニンテンドウパワー」とはコンビニエンスストア「ローソン」の「ロッピー」に搭載されていたゲームソフト書換サービスでスーパーファミコン(1997年9月開始)、ゲームボーイ(2000年3月開始)を対象に行われた。 ローソンでの対応は2002年8月で終了し、その後は任天堂サービスセンターに移行して2007年2月まで行われた。 なお、書換えには専用のフラッシュメモリ式カートリッジを購入しなければならず購入時は空状態で(*2)、書換え料金は別に必要と割高だったこともあってか普及はしなかった。 パスワード入力画面は2種類からランダムで選ばれる仕様で、それぞれでパスワードの成否によるリアクションが用意されている。 名人が崖の先端にあるタマゴを取りに行くパターン:不正解だと手前のつまづき岩で転びタマゴを落としてしまう。正解だとつまづき岩をかわし回収成功。 名人が2つのタマゴからどちらかを選択するパターン:不正解だと割ったタマゴから悪魔ナスビが現れる。正解だとハニーが現れる。
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今日 - 合計 - 高橋名人の冒険島IIIの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時54分25秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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高橋名人の大冒険島II 【Super Adventure Island 2】 メーカー ハドソン 発売日 1995年1月3日 対応機種 SFC.Wii"VC" 高橋名人の冒険島 シリーズ??の一つ SFCの高橋名人の大冒険島は従来の路線でしたが、 今作は高橋名人の冒険島IV??のようにアクションロールプレイングゲーム Wii バーチャルコンソール た行 スーパーファミコン 続・気になるゲーム 高橋名人の大冒険島 PR 高橋名人の大冒険島2必勝攻略法 (スーパーファミコン完璧攻略シリーズ)
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【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 高橋名人の冒険島 タイトル 高橋名人の冒険島 機種 ファミリーコンピュータ 型番 HFC-TB ジャンル アクション 発売元 ハドソン 発売日 1986-9-12 価格 4900円 【TOP】【←prev】【GAMEBOY ADVANCE】【next→】 FAMICOM MINI 17 高橋名人の冒険島 タイトル FAMICOM MINI 17 高橋名人の冒険島 ファミコン ミニ 機種 ゲームボーイアドバンス 型番 AGB-P-FTBJ ジャンル アクション 発売元 任天堂 発売日 2004-5-21 価格 2000円(税込) 高橋名人の冒険島 関連 Console Game FC 高橋名人の冒険島 高橋名人の冒険島 II 高橋名人の冒険島 III 高橋名人の冒険島 IV PCE 高橋名人の新冒険島 SFC 高橋名人の大冒険島 高橋名人の大冒険島 II GC ハドソンセレクション Vol.4 高橋名人の冒険島 Handheld Game GB 高橋名人の冒険島 II 高橋名人の冒険島 III GBA FAMICOM MINI 17 高橋名人の冒険島 ハドソン ベストコレクション Vol.6 冒険島コレクション 駿河屋で購入 ファミコン(箱説あり) / ファミコン(箱説なし) ゲームボーイアドバンス
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高橋名人の冒険島 【たかはしめいじんのぼうけんじま】 ジャンル アクション 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売・開発元 ハドソン 発売日 1986年9月12日 定価 4,900円 配信 バーチャルコンソール【Wii】2008年1月15日/500Wiiポイント【WiiU】2014年9月24日/514円 備考 GBA『ファミコンミニシリーズ』第二弾(2004年5月21日発売) 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 何やっても死ぬ高橋名人「ゲームは1日1時間!」「無茶言うな!」クリアは至難の業 ワンダーボーイ/モンスターワールドシリーズ 高橋名人関連作品シリーズ 概要 ゲーム内容 評価点 問題点 総評 その後の展開 移植・リメイク 余談 概要 言わずと知れたファミコンを代表するアクションの1つ。当時、「16連射」で一世を風靡していたハドソン社員の高橋名人を主人公に据えた作品。 石斧を持った原始人ルックの高橋名人が、キュラ大王に攫われた恋人のティナを助け出すため、冒険島を駆け抜けていく事になる。 本作の半年前にリリースされたセガ発売・ウエストン制作のアーケードゲーム『ワンダーボーイ』の主人公を、高橋名人にキャラ変え移植した作品である。 ウエストンから正規にライセンス許諾を受けた上でハドソン自身が開発しており、本作の内容は『ワンダーボーイ』にほぼ忠実なものとなっている。 しかし、当時の日本国内では原作の知名度が低かったことやファミコンブームの高橋名人の人気もあり、本作がオリジナルと思い込んでしまっていた人も少なくない。 ゲーム内容 全部で8つのエリアで構成 1つの「エリア」毎に4つの「ラウンド」で構成されており、森や海や洞窟などを突き進んで行くことになる。エリアを問わずラウンド4では、森を越えてボス「キュラ大王」に挑むという仕様になっている。 各ラウンドには、チェックポイント(数字の付いた看板)がいくつか設置されており、ミスした際には、最後に通過した看板付近から丸腰(武器なしの状態)でリトライとなる。ゲームオーバー後にコンティニュー(後述)を行った際には、そのラウンドのスタート地点からリトライできる。 バイタリティのゲージ 画面上部に「バイタリティ」と呼ばれるメモリのゲージが表示されており、時間経過で徐々に減っていく。これが全て無くなるとミスになる。 ラウンド道中で、フルーツやミルクを取得するとバイタリティが回復する。 タマゴ ラウンド道中に落ちている文字どおりの「タマゴ」である。武器を2発当てるか蹴飛ばすかすると、割れて中から主にアイテムが出現する。 最初から出現しているタマゴには、基本攻撃手段である「石斧」が入っている事が多く、石斧を既に持っている場合は「スケボー(後述)」「ミルク(バイタリティ全快)」「花(フルーツ取得時の得点が2倍になる)」「ハニー(一定時間無敵)」にそれぞれ変化する。スケボーが出るタマゴを、スケボーに乗った状態で割るとミルクが出る。たまに石斧が無くても花やハニーが出るタマゴもある(*1)。 マイナス効果の「悪魔ナスビ」が入っているタマゴも存在する。ナスビ(*2)が名人にまとわりつき、その間はバイタリティがすごい速さで減少し続け、バイタリティゲージが2メモリまで減るとナスビが去っていく。 そのままでは見えない「隠れタマゴ」もある。撃った武器が消える箇所がそのありかを示しており、そこでジャンプするとタマゴが出現する。 中身は「マジカルファイヤー(武器が炎に強化され、岩などを破壊できる)」→「レッドミルク(バイタリティ全快+最大値4メモリ増加)」→「ジュエル(2000点)」×3個→「としゆきくん(*3)(1UP)」の順になる。 もし石斧を持っていなかった場合は、マジカルファイヤーが飛ばされレッドミルクが出る。レッドミルクを取った後、石斧を取ってもマジカルファイヤーが出るのはジュエル3個を取った後になる。 ボーナスステージ 特定のラウンドにはボーナスステージが存在する。入り方は以下の2種類。 撃った武器が消えるが、ジャンプしてもタマゴが出ない箇所(*4)があり、その付近で待機していると、ボーナスステージ行きの雲が画面下部から出現する。 特定の隠れタマゴから出てくる「鍵」を取っていると、本来下に落ちるリフトが上に上がり、ボーナスステージへと運んでくれる(*5)。 ボーナスステージでは、ジャンプ台を乗り継ぎながらフルーツをたくさん取る事ができ、取得時の得点も高く設定されている。そして、入った時と出た時にバイタリティが一定値まで回復するようになっている。 各ラウンドに1つずつ「ポット」が置かれていて、取ると1000点入り、クリア後のバイタリティ加算得点が2倍になる効果(ポットボーナス)がある。 通常はラウンド内に浮いているが、エリア2-ラウンド4からはポットが岩や敵に化けて姿を隠すようになり、触れると正体を現す(*6)。この場合は、バイタリティは減らない(*7)。 獣人の「コヨーテ」 赤い花が咲いている場所では、獣人の「コヨーテ」が後ろから突進してくる。しかも、武器を撃つとジャンプするものもいる(*8)。 武器を1発当てると一瞬動きが止まり、体色が変化してまた走り出す。武器を2発当てると倒せるが、敵が自分より右にいる時に(つまり1度かわして背後から攻撃)トドメを刺すと、ファミコンのコントローラが出現し、取得すれば1000点入る。 ボス 各ラウンド4の最後では、専用BGMとともにキュラ大王とのバトルになる。バウンドする火の玉を投げて攻撃してくる。弱点は頭部であり、エリア毎に耐久力及び移動速度、攻撃頻度が異なる。 攻撃は単調でバイタリティによる時間制限も無くなるため、ラウンド道中の凶悪さに比べれば難易度はかなり低いと言える。 倒すと破壊された頭部に代わる新しい顔が現われ、飛んで次のエリアに逃げ去っていく。全部で8つの顔を持っており、エリア8-ラウンド4にいる大王の頭部を破壊すると、大王の身体が落とし穴に自ら落ち、その後エンディングとなる。 評価点 タレントゲー及び移植作として上出来 一般的にタレントゲーといえば「クソゲーの温床」というイメージが付きまといがちだが、本作はアーケードで稼働していた『ワンダーボーイ』のシステムを流用する事によって、非常に良質なタレントゲーが実現する事になった。 また、アーケードからの移植作という方向から見ても、純粋な移植度でいえばかなり質は高く「ファミコンで遊べるワンダーボーイ」として遜色のない出来となっている。 良好な楽曲群とステージのバリエーション BGMは残念ながらワンダーボーイから全曲差し替えられている(後述するMSX版では使用されている)が、いずれもノリ・雰囲気共に良い楽曲が作曲担当の竹間淳によって揃っている。 メインテーマとも言うべき森、ゆったりとしたリズム帯が特徴の海、ダークで怪しいキュラ大王の砦、フルーツが全く出現しない区間が存在し、プレイヤーに焦りを抱かせるような山など、多くのラウンドBGMが、単調なリズムの曲で統一されている原作と比べて魅力的に映るラインナップと言えるだろう。 骨太な難易度 後述の「問題点」の部分と被る点だが、序盤だけはまだ(チュートリアル的な意味で)ほどよいな難易度に収まっている。エリア1-ラウンド1のゴール看板手前のガケにある隠れタマゴから出てくる「ハチ助」を取る事で無限コンティニュー(*9)可能になるなど、導入部分はそれなりに作り込まれている模様。 問題点 基本攻撃手段「石斧」がパワーアップアイテム扱い 石斧を、タマゴの中から回収するまで一切攻撃ができない。そのため要所でミスをすると、クリアへの道のりが非常に困難になってくる。中には石斧すら設置されてない、もしくは対キュラ大王戦直前まで石斧が入手できないラウンドもあり、そこでミスすると攻撃手段なしで突破しなければならず、後述のコンティニューを多用してもクリアが困難になる場合もある。 デメリットだらけのスケボー スケボーに乗った状態だとスピードアップするが、後退や停止ができず細かなコントロールが利かなくなるため実質強制スクロールと言える。そのまま穴に落ちたり、敵の固まっている場所へ突っ込んでしまったりと戦況を不利にしてしまう事が多い。「スケボーには乗らないほうが無難」とまで言われるほど。 十字ボタンの左押しで減速はできるが、いずれにせよ後退や停止は不可能であり、プレイヤーにとってゲーム進行が有利に働くとは言いがたい。 スケボーの消滅と引き換えに、1回だけダメージを防いでくれるというメリットは一応ある。しかし即座に後続の敵と接触してミス(*10)になったり、これまたそのまま穴に落ちたりする事も珍しくない。 さらに「常に前進し続ける」という仕様上、隠し要素(隠れタマゴやボーナスステージ)とかなり相性が悪い。 なお移植元の『ワンダーボーイ』では、隠れタマゴに該当するフィーチャーは石斧を当てても出現したため、スケボーありでも幾分まともなプレイが可能だった。 もっとも、石斧とスケボーに関しては多くの続編でも引き継がれている点でもあり、シリーズ通しての課題にもなっている。 後半以降の難易度がクリア不能なほど鬼畜 前述通りコンティニューは「ハチ助」を取る事で可能となっているが、あまりにも難易度が高いため「ハチ助」の入手は必須と言える。ある意味救済措置とも取れる。 とくに後半エリアは、初見殺しのオンパレードとなっており、あまりの凶悪な難易度のために残機がいくらあっても足りない。 その極みが、エリア8-ラウンド3終盤で出現する通称「3匹のコウモリ」の鬼畜さであり、もはやプレイヤーの間にて伝説と化している。 本作はよほど極めたプレイヤーでもない限り、1時間以内のクリアは不可能である。当時、高橋名人が「ゲームは1日1時間(*11)」と語っていたが、そういう意味でお子様向けのゲームと言えるかどうかはかなり疑問である。 総評 アーケードで展開していた『ワンダーボーイ』のキャラクターを高橋名人に差し替えた事により、ファミコン少年たちの心をつかんで、そのアクションゲームの代表作に上り詰めた一作。 それは裏を返せば、多くの少年少女たちが鬼畜難易度の毒牙にかかったことを意味する。とりわけ後半エリアの難しさは、誰もが首を傾げるだろう。 現在、往年の名作たちが続々と復刻配信・移植されており、その中には場所を選ばずセーブできたり、難易度を下げる機能が追加されたものもある。 そういった形で本作をプレイする機会が訪れたならまだしも、ネームバリューだけで手に取るのは控えるべきだと言わざるを得ない。 もっとも現在はネットで攻略法が公開されているので、腕の立つゲーマーは、挑戦してみてもいいかも知れないが……。 その後の展開 『高橋名人』と『ワンダーボーイ』の両作品は初代こそほぼ同一内容であったが、その後の両者は全く別の進化を遂げシリーズ化されていく事になる。『高橋名人』は初代同様に、バイタリティが無くなる前にゴールへ向かうタイプが大半を占める。 ファミコンでは、合計4作発売された。 前作から5年後の1991年4月に発売された『高橋名人の冒険島II』は、基本要素を引き継ぎながら難易度はややマイルドになったものの、新たに4匹の「恐竜」に乗って戦う事も出来るようになったり、ボス戦も豊富に用意されたりと、マップ上のルート分岐などの新要素が追加された。 その翌年の1992年7月には、よりアイテムやステージのバラエティが増した『高橋名人の冒険島III』が発売。さらに2年後の1994年6月には、ライフ制やパスワードを導入してシステムを一新してかなり遊びやすくなった『高橋名人の冒険島IV』が発売され、これが公式ファミコンソフト最後の作品となった。 『IV』について、「ファミコンソフト『桃太郎伝説外伝』を出した後、ファミコンソフトはもう出す予定が無かったが、1994年の1月頃に営業が「まだファミコンって売れてるから今出したら売れるんじゃないか」と言うので、2ヶ月で作った」と高橋名人が述懐している。この作品は、現在のところ下手なファミコンソフト以上のプレミアム価格で取引されている。 また、本作を下敷きにしたスピンオフアニメ『Bugってハニー』も放映された。 さらに、ファミコンで『高橋名人のBugってハニー』としてゲーム化(1987年)もされた。 なおアニメでは高橋原人だが、『高橋名人のBugってハニー』では高橋名人と高橋原人どちらの呼称も使用されている。 本作の原人デザインの高橋名人は対戦アクションゲーム『ドリームミックスTV ワールドファイターズ』にも参戦し、声も高橋名人自身が担当している。同作には「冒険島」ステージも登場。 移植・リメイク ファミコン版と同日にMSX版でも発売されている。 タイトル・ゲーム画面のレイアウトが原作ワンダーボーイにより近付き、BGMも原作準拠となっている。また、最初から(石斧に代わる)武器・ブーメランを投げる事が出来るという変更点もある。 しかし、キャラクター数の減少やグラフィックの劣化から、アーケード版と比較するとゲーム内容で見れば、ファミコン版の方が再現度が高く、MSX版は残念ながら「劣化移植」として扱われている。 1988年に北米で発売されたNES版『Hudson s Adventure Island』では、キャラクターの高橋名人(原人)は「Master Higgins」(マスター・ヒギンズ)という名前に変更されている。 1992年に欧州では『Adventure Island Classic』のタイトルで発売、パッケージイラストが『高橋名人の新冒険島』から流用されている。 PCエンジンでは『高橋名人の新冒険島』(1992年)が発売された。こちらは第1作の正統進化と呼んでいい作品となっていた。 スーパーファミコンでは『高橋名人の大冒険島』(1992年)、『高橋名人の大冒険島II』(1995年)の2作が発売された。 前者は、ステージクリア方式で難易度は高めの作品である。後者は、RPG要素が強く付加されておりライフ制やセーブなどが実装され、遊びやすい作品に仕上がっている。 ゲームボーイには、ファミコンから『II』と『III』の移植が行われている(1992年と1993年)。 ゲームキューブとプレイステーション2では、ハドソンセレクションのタイトルのひとつとして3DCGでリメイクされた。 かつてはWiiや3DS、WiiUのバーチャルコンソールでも配信されていた。 ゲームボーイアドバンスのファミコンソフト復刻版シリーズ『ファミコンミニシリーズ』第2弾タイトル(2004年5月21日発売)の1つとして本作が移植されている。 ゲームボーイアドバンス版ではセーブ機能を、バーチャルコンソール版では中断機能をそれぞれ利用すれば、「ゲームは1日1時間」を厳守しながらの攻略も不可能ではない(?) ゲームボーイアドバンスでは、上記のほかにハドソンベストコレクションの1つ『冒険島コレクション』に、IVまでのシリーズ全てが収録されたものも発売されている。 余談 このゲームの難易度の高さを語る際に上がる話題として、CSで放送されている番組『ゲームセンターCX』でのエピソードがある。 同番組で挑戦した有野課長は、そのあまりの難易度に苦しみながらプレイ開始から約11時間でエリア7-ラウンド1まで到達するものの、やむなくギブアップした。 本番前、スタッフによる事前ロケハンでは、エンディングまで到達できなかったという番組史上初めての事態だったため、開始前に攻略本が支給されていた。 その後、有野課長が挑戦失敗だった場合の視聴者にエンディング到達画面を収録する為に当時のADだった浦川が代わりに攻略する事になるのだが、実際の収録はほとんど缶詰と言うより監禁状態であり最終的にクリアに計28時間も費やした。 この収録の模様は浦川の挑戦として番組終了時にエンディング到達までのダイジェストとして放送され、課長がギブアップしたエリア7-ラウンド1以降の終盤は1つの面のクリアに数時間かかるほど大苦戦し、とくに前述した「3匹のコウモリ」地帯のあるエリア8-ラウンド3は9時間かけてやっとクリア。なお、最終面となるエリア8-ラウンド4もかなり難易度が高いのだが、彼曰く「エリア8-ラウンド3に比べればまだ可愛いものだった」とのこと。 彼は当時のスタッフ陣の中ではトップクラスの腕前を誇っていたにもかかわらず、ここまで苦戦したのだから、相当な難易度である事が窺える。 レトロゲームの動画等で、ウエストンを「高橋名人の冒険島の開発元」とするコメントがまれに出てくるが、前述のようにあくまでウエストンはライセンス許諾をしただけに過ぎず、『高橋名人』の実際の開発には関わっていない。 大本のベースとなった「原作『ワンダーボーイ』の開発元」ではあるのだが、それを元にした『高橋名人』の開発を直接行ったのはハドソンである。 実際、ワンダーボーイ/モンスターワールドシリーズの生みの親で、ウエストンの社長でもあった西澤龍一氏が同人誌のインタビュー等でも直接本作の開発には関わっていないことを明言している。
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高橋名人の大冒険島 【たかはしめいじんのだいぼうけんじま】 ジャンル アクション 対応機種 スーパーファミコン 発売元 ハドソン 開発元 プロデュース 発売日 1992年1月11日 定価 8,500円 プレイ人数 1人 配信 バーチャルコンソール Wii 2011年6月28日/800円 判定 なし ポイント 初作のスタイルに近い形でスーパーファミコンデビュー「ゲームは1日1時間」に見合ったとっつきやすいバランス先に発売されたFC版『II』よりゲームボリュームはダウン 高橋名人関連作品シリーズ 概要 ストーリー 内容 評価点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 1992年1月にスーパーファミコンで発売された、ハドソンのアクションゲーム『高橋名人の冒険島』シリーズ作品であり、ハドソン初のスーパーファミコンソフト。 ゲーム内容は原始人に扮した高橋名人を主役に据えた純粋なアクションゲーム。 シリーズ作品はファミコンを含めてカウントすると『高橋名人の冒険島』『高橋名人の冒険島II』に続く3作目だが(*1)、本作はどちらかといえば初作の発展形と言った感じである。 ストーリー 平和の島国アドベンチャーアイランド。高橋名人は侵略者と戦い国の平和を守る英雄で女の子にモテモテ。今夜も「ミス・ジャングル」と呼ばれる美女ジーナ(*2)とデート中。 満天の夜空にちりばめられた美しい星と波の音で二人のデートは盛り上がり、さあこれからという時にイタズラ好きのダーキーが通りがかり、二人のアツアツムードに嫉妬したダーキーはジーナを魔法で石にしてしまった。 魔法を解くためには遠い遠い海の向こうにある伝説山の伝説沼に沈む「伝説のオノ」で石を砕くしかない。そして伝説の山のふもとにはダーキーの悪魔城がある。 石にされたジーナを元に戻すべく、丘を越え、洞窟を抜け、海を渡り、山を登り、多くの障害を乗り越えて高橋名人の冒険は続く。 内容 前年4月にファミコンで『II』が発売されているが、その要素「アイテムストック」や「恐竜キャラ」等は取り込まれておらず、1ステージずつクリアーしていくスタンダードなアクションゲームで初代の『冒険島』に近い。 ただし『II』で登場した水中面は取り入れられている。また、スクロールは一方通行ではないので、どこまでも戻ることができる。巨木や断崖を上へ上へと登っていくステージもある。 コンティニューは無条件で無限にできるようになった。 5エリア3ラウンドの構成になっており、3ラウンド目を突破するとボスとのバトルになる。 ラウンドクリアは走り抜ける形ではなく、ラウンドの最後にある「クリアボール」を取ることで成立する。 スケボーの仕様はFC版から変わっていないが、乗っている間はグラフィックがプロテクターをつけた姿に変わる。そのままクリアしても次のステージへは持ち越されない。 ボーナスステージへワープするアイテムは「カギ」から「スターリンリン」(緑と赤に光る星であってソ連初期の某独裁者ではない)に変更されている。5エリアに各1箇所ずつ存在する。 全体的にはFC版初作に新要素を加えて、SFCらしくグラフィックやサウンドのグレードアップし、あの過剰な高難易度をお手頃なバランスに調整したものといった感じである。 一部アイテムが削除または変更。 FC版で登場した数秒間取り憑かれてバイタリティを急速に減らすマイナスアイテム「悪魔ナスビ」はなくなっている。 バイタリティーを満タンにするアイテム「肉」は「ミルク」に変更。『II』では両方が出ていたので実質「肉」のみがオミットされた。 操作はBまたはXでジャンプ、AまたはYで攻撃と実質ファミコン同様の2ボタンで完結している。 高橋名人の新アクション。 下を押して伏せたままジャンプすると大ジャンプになる。 新武器「ブーメラン」 投げるスピードはオノに若干劣るものの、上下左右に選んで投げられる。 水中ではオノも下へ向かって投げ落とすことができる。 オノ、ブーメランとも1つ取る毎に、連射数が増えていく。4つ目を取ると火の玉にグレードアップする。 火の玉になると攻撃力が上がる他、道中のつまづき石も破壊できる。 アイテムのカウントはオノ・ブーメランどちらを取っても有効となる。ただし実際に使えるのは最後に取ったもの。例えば、オノ→ブーメラン→オノと取った場合、オノの3連射となる。 火の玉も、その弾道は最後に取った武器に準じた形となる。 評価点 全体的に遊びやすいバランス。 スタイルは同じながら初作のような序盤のステージから異常なほどの高難易度とは似ても似つかず、特に序盤は初心者でもとっつきやすく作られている。 タイム要素に近いバイタリティ制は持ち越されているが、それも相当モタモタしていないと尽きる心配はほぼない。バイタリティをゴッソリうばっていく「悪魔ナスビ」も登場しない。 操作性の良さは相変わらずで、しゃがみからのハイジャンプなど新しいアクションの感応も良い。 初作にあったデフォルト武器さえもパワーアップアイテム扱いだが、やられて再スタート時に取れなくて丸腰のまま進まなければならないようなポイントはない。 スーパーファミコンの性能をフルに活かしてアクションもより豊富になりグラフィックやサウンドもより洗練された。 スケボー自身の性能は持ち越しでもプロテクタースタイルになったりFC版『II』では立ち泳ぎだったのが、ちゃんと平泳ぎスタイルになったりと細かいところまでこだわったアクション。 背景もファミコン作品とは比べ物にならないほど細かい部分まで描かれており後述の通り、基本形のゲームという位置付けだったにしても手抜きが感じられない出来。 BGMもゲームのトロピカルな雰囲気にマッチした良曲が多い。 本作のBGMは『アクトレイザー』を手掛けた古代祐三氏が担当しており、「スーパーファミコンの音源でいかにクリアで心地のよいグルーヴを作り出すかを目的にした」と古代氏は語っている。 高橋名人の冒険島シリーズの作品の中で唯一サントラが発売されているタイトルでもある。 新しい武器「ブーメラン」の導入。 弾道が異なるため、それまでの石オノとは活かせる場面が異なるなど、しっかり別の武器として機能している。 更に上下方向まで含めて投げ分けられるなど、用途が広い。 問題点 ファミコンの『II』で登場した恐竜キャラが登場しない。 折角シリーズの新要素として登場し、様々な個性を持っていて好評だったので、取り入れていないのは『II』経験者からすれば物足りなく思えるかも。 あくまでも初作品としてベーシックなスタイルを目指したのであればしかたないのかもしれないが。 全体的なステージ数が少ない。 後半になるほどだんだん手応えが感じられるようになり、クリアも一筋縄ではいかなくなるとはいえエリアは全部で5と少なく更に初作のあの超高難度を思えば足元にも及ばず、「大」を付けたイメージに反して上級者にとっては少々手ぬるく感じられるかも。 とはいえそれでも初見で1時間持たずにクリアーできるほどではないのである程度の手応えは充分感じられる。 初期作品のため仕方ない所もあるが、操作ボタンをかなり持て余しているところがある。 折角スーパーファミコンによりA・B・X・Y・L・Rと6ボタン使えるのに、ほとんどファミコンの2ボタンレベルでできる操作しかないため、石オノとブーメランを併用できなかったりと、それなりに不便に感じるところもある。 総評 先に発売されたファミコン版『II』にあったものが取り入れられていないことをはじめスーパーファミコンとしての発展形を期待した者からすれば少々物足りない感はある。 スタンダードに収まりすぎている感は否めないものの初作の異常な高難度を思えば、初心者でもとっつきやすくクリアーの達成感を味わえるなどバランスは良い方ではある。 敵キャラにしてもステージ毎にその雰囲気にしっかりマッチしたキャラが豊富でそれぞれのステージの雰囲気をしっかり出しているなどハード性能に見合った映像やサウンドのクオリティは順当にグレードアップしている。 その後の展開 直後の3月には前作『高橋名人の冒険島II』をゲームボーイにアレンジ移植して発売。 基本的に移植ながら難易度は若干易しくなっている。 同年6月にはPCエンジンソフトとして『高橋名人の新冒険島』を発売。 この作品も本作同様、『II』ではなく初作品に近い形に原点回帰し過剰な難易度を抑えグラフィックなどをクオリティアップした発展形のような仕上がりになっている。 高橋名人はPCエンジン発売にあたり、その広報担当に就任したのだが彼の本畑であるPCエンジンからの作品はこれ1つのみとなった。 同年8月には本道シリーズでのナンバリング続編『高橋名人の冒険島III』を発売。翌1993年2月にはゲームボーイにもアレンジ移植発売。 この作品は『II』からの発展形のような形に仕上がっている。GB版も同様でオリジナル版のイージータイプのような形にアレンジされている。 『大冒険島』としての直接的な続編『高橋名人の大冒険島II』は1995年1月3日に発売。 この作品ではこれまでの原人スタイルは踏襲しつつも、剣、鎧、魔法とファンタジー要素を新しく取り入れ、お金や装備の概念も加わって本格的なアクションRPGとしてモデルチェンジ。 これまでの一貫した原人スタイル好みな人からすれば多少の賛否はあるが遊びやすいバランスを継承しつつスーパーファミコン後期の作品らしく全体的なクオリティの高さは目を見張るものがある。 ファミコンによる本道のシリーズは既に1994年6月に発売された『IV』で既に終了している。なお、『IV』はファミコン最後の任天堂公認ソフトでもある。 余談 本シリーズでは本作から、高橋名人がブーメランを使うようになる。 同じく原人キャラを主人公にした1987年2月発売のファミコンソフト『新人類』(*3)は主人公マックスがブーメランを使っていたので、これを登用したという説がある。 実際『新人類』は海外で『Adventures of Dino Riki』として発売されオリジナル版では主人公の変身後の姿が長州力だったが、海外版では高橋名人のような風貌に変えられているなど、まんざら無関係でもない一面も見られる。 小学館発行のハドソン公式ガイドブックでは巻頭にカラー漫画が掲載されており、かつて『コロコロコミック』で連載されていた『ファミコンランナー高橋名人物語』の作者、河合一慶氏によって描かれている。 作中の名人も、あの頃とは違い1992年初頭の32歳当時をベースにモデルチェンジしている。あの「サッポロ獲り」は当然なかったことになっている。 また攻略記事の中でも実写の高橋名人がふんだんに出演している。
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1面 ボス攻略 ボス中央を狙って攻撃。ツタが来る前に倒せる。 2面 ボス攻略 敵の攻撃を避けつつ攻撃。 3面 ボス攻略 操作に自信が無ければ、上にある段から降りずに攻撃。ギリギリから振り向けば攻撃は当たる。 操作に自信があれば、下に降りて猛攻をしかける。 4面 ボス攻略 適当によけながら攻撃。 5面 ボス攻略 適当によけながら攻撃。 6面 ボス攻略 適当によけながら攻撃。 足場でハンマーが遮られやすい。 7面 ボス攻略 適当によけながら攻撃。 8面 ボス攻略 適当によけながら攻撃。 中央下の針に注意していれば問題ないだろう。